クアラルンプールからマニラへ
バンコクからは遠回りとなるが、まずクアラルンプールへ向かい、トランジットでマニラへ行く。すべてマレーシア航空便だ。KUL - MNL間を確実にマレーシア航空便にするために(=フィリピン航空運行のコードシェア便を避けるために)、クアラルンプールを正午過ぎには出発しないといけないので、バンコクからは早朝便となり、機内食はさすがにパスした(そもそも、搭乗した時点で満腹だったのだが)。
写真はクアラルンプール国際空港のコンタクトピアに駐機中のマレーシア航空B737。バンコクから乗ってきたのも同型機だ。東南アジアなどの短・中距離路線でB737使用の場合、マレーシア航空便はサテライトではなく、コンタクトピア発着になる。
機内食はフルーツミールに
バンコクからだと時計が1時間進むのだが、それでもまだ朝の内にクアラルンプールに到着し、マニラ行きまでは約3時間。マレーシアに入国しても空港から出るほどの時間はないので、そのまま空港内に滞在。やることといえば、ゴールデンラウンジに行くことぐらいしかない。もちろんのこと、ファーストクラス・ラウンジでしっかりとコースの食事をいただく。
こうなることは最初から分かっていたので、マニラ行きの機内食はあらかじめフルーツミールを頼んでおいた。さすがは南国のエアラインだけのことはあって、フルーツの種類も豊富で美味しい。日本で買う超高級フルーツのような強烈な甘さはないが、自然な甘味でこれぐらいの方が量をたくさん食べるには適している。まあ、それにしても多すぎるのだが。
機内食で特別職を頼むと、中にはアレルギーが原因でオーダーしている人もいるから、コンタミネーションを避けるため、特別食は名前と中身を確認して最初にサーブされる。これはビジネスクラスでもエコノミークラスでも同じだが、まさか、食べ過ぎが原因でフルーツミールだとは思ってもいまい。少し気が引ける。
マニラから戻る
マニラ滞在はいつもは強行日程になることが多いのだが、今回は少し長めの5泊で、日曜にはCity of Dreamsというカジノ施設にも行くことができた。カジノには全く興味などないのだが、併設されているショッピングモールに用事があったのだ。といっても、規模はかなり小さいものであるが。
この記事トップの画像はCODで撮ったチャイニーズ・ニュー・イヤーの飾り付け。今年は豚年。日本だとイノシシ年だが、中国では明確に豚年なのだ。漢字で書くと「猪」だが、西遊記に出てくる「猪八戒」が豚であるように、「猪」の文字は豚を表している。
マニラからの帰りは夜便で、着陸の少し前にクアラルンプール市内を見渡すことができた。写真の右上、やや中央寄りの2つ尖っている明かりがペトロナス・ツインタワーである。