クアラルンプールから帰国
マニラからクアラルンプールに戻ってきた後、1週間ほどクアラルンプールに滞在して帰国となった。ここからはクアラルンプール発券分である。チケット自体はプレミアムエコノミーであるが、マイルで往復ともビジネスクラスにアップグレードしてある。
クアラルンプール国際空港、KLIAのJALカウンターは出発の3時間前からオープンするが、ビジネスクラスとプレミアムエコノミーの利用客及びステータス会員は、アーリーチェックインとして30分早く受付が始まる。写真はアーリーチェックイン中のカウンターの様子。
KLIAもビジネスクラス利用客は出国審査のファストレーンがあるので、あっという間に保安区域に。アップグレードでビジネスクラスになった場合でも、ファストレーンの対象である。
ゴールデンラウンジへ
成田行きはサテライトからの出発なので、サテライトまで移動してマレーシア航空のゴールデンラウンジで夕食をとる。JALの指定ラウンジは別にあるのだが、共用ラウンジで行ったときには少し混雑気味であった。受付で他のラウンジの利用資格を確認され、ファーストクラスラウンジに入れるのならゴールデンラウンジの方がいいと勧められた。
前菜はシーフードのマリネ、カボチャのポタージュ、メインにはタリアテッレを頼んだが、お上品すぎて少し物足りなかったので、ラクサも追加で頼んだら、さすがに多すぎた。
Sky Suite 3で日本へ
ラウンジでシャワーを浴びたりしてゆっくりとしていると、いつの間にやら搭乗開始時刻になっていた。
KLIAは各搭乗ゲート直前で手荷物検査があるので、どうしても他の空港よりも早めにラウンジを出ないといけない。それもあって、出発の1時間前が搭乗時刻として指定されているが、実際には、1時間前というのは搭乗ゲートの手荷物検査が始まる時間である。そこを通過すると階下の待合室になり、最終的に搭乗が始まるまで30分ぐらいはさらに待たされることになる。
それを見込んで、搭乗開始時刻になってからラウンジを出たのだが、筆者のようなパターンで動く奴がいるから、航空会社としてはやはり1時間前を指定するしかないのであろう。なお、手荷物検査は搭乗クラスもステータスも関係なく等し並みに列に並ぶことになる。その下の待合室から機内に入るときは優先搭乗がある。
さて、JALのクアラルンプール線はSky Suite 3仕様の787-9が使用されている。写真は復路に撮ったものだが、手元にものを置いておくための収納場所が写真中央のコンセント類の上にある扉の部分しかなく、離着陸時はオットーマンにものを置いておくのも禁止。
せっかくのビジネスクラスだからと、いちいち頭上の荷物入れから何度も出し入れする代わりに、色々と身の回りに置いておきたい場合、正に筆者がその通りなのだが、少し残念なシートである。ほとんど個室のようになるSky Suiteの方が圧倒的によいが、やはり、あの配列では定員が少なすぎるのであろう。