新潮文庫の2018年4月の新刊に、『パラダイス山元の飛行機の乗り方』というのがラインナップされていた。本屋でたまたま見つけたのだが、帯の叩き文句によると、「師匠、1日11便は乗り過ぎです!!!」ということなので、我々修行僧にも役に立つ情報があるかもと買ってみた(いつから、私は修行僧になったのだ?)。
パラダイス山元はミュージシャンであるが、飛行機乗りの間ではめったやたらと乗りまくる人として有名な御仁らしい。もちろん、この場合の「飛行機乗り」とは正に字の如く「乗」客であって、操縦する人のことではない。バイク乗りとは意味することが違うのだ。
もちろん、購入は特約店の紀ノ国屋でJALカードを使って。とりあえず、出先で買って、帰りの電車の中でパラパラと読んだだけなので、面白ければ詳細もそのうちに。とりあえず、1日に11便も乗るだけのことはあって、例えば、とんぼ返りで同じ機材に乗り込み、往きと同じ客室乗務員に出迎えられる恥ずかしさなど、ものともしない強者のようである。